天才画家ダ・ヴィンチのすべて
LEONARD: THE WORKS
2021年1月29日[金]公開  |  上映時間:102分  |  制作年:2019  |  監督:フィル・グラブスキー
レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年記念作品。
最も有名な芸術家、ダ・ヴィンチの絵画に焦点をおき、多面的な稀代の天才の生涯に迫る本作品では、世界8カ国のロケーションを敢行。世界最高額508億円で落札され、ルーブル美術館で開催された『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』で展示予定であったが、直前に展示中止となり、現在行方不明ともいわれるダ・ヴィンチ最後の作品『サルバトール・ムンディ』を含む、現存する“ダ・ヴィンチ作”といわれるすべての作品の撮影に成功。『モナ・リザ』、『最後の晩餐』、『岩窟の聖母』などの美術史上最高の傑作が、ハイビジョンカメラによりこれまでに例がないほど詳細にわたり撮影された。世界のどんな美術館でも決して実現することのできないレオナルド・ダ・ヴィンチの全絵画の一大展覧会が、映画館の大画面で繰り広げられる。
ピカソがピカソになるまで
YOUNG PICASSO
2021年1月29日[金]公開  |  上映時間:91分  |  制作年:2019  |  監督:フィル・グラブスキー
20世紀を代表する美術界の巨匠ピカソ。美術教師の父の影響のもと技術を磨いた幼少期、愛と人生に苦悩し新たな表現を模索し続けた「青の時代」、「ばら色の時代」。そしてピカソ25歳の時、彼の名を世界中に知らしめ、“現代絵画の出発点”といわれるようになる『アヴィニョンの娘たち』が描かれる。
ピカソはいかにして「ピカソ」となっていったのか?若き日のピカソに大きな影響を与えた故郷スペインのマラガ、バルセロナ、そして芸術の都パリの3都市をめぐり、数々の初期の貴重な作品と彼の青春時代の道のりに焦点をあてた意欲作。

Pablo Picasso, Les Demoiselles d’Avignon,1907, Oil on canvas. Acquired through the Lillie P. Bliss Bequest (by exchange) © Succession Picasso/DACS, London 2018

フリーダ・カーロに魅せられて
FRIDA KAHRO
2021年1月29日[金]公開  |  上映時間:90分  |  制作年:2020  |  監督:アリ・レイ
自身の人生をカンヴァスに描き続けた、メキシコの現代絵画を代表するフリーダ・カーロ。画家としての彼女を、私たちはどれだけ「本当に」知っているだろうか?現在『フリーダ・カーロ博物館』となっている彼女の生家である有名な『青い家』や、メキシコシティにあるフリーダ・カーロの作品を所有するすべての美術館、ギャラリー、また各国で開催されている彼女に関する展覧会も収録。花冠とカラフルな民俗衣装をまとい、時代のミューズとなった彼女の人生の根底に流れるものを、民俗芸術の第一人者としても知られる彼女の絵画を通じて探る。彼女の日記や書簡を紐解き、魅惑的で壊れやすくも、激しく燃えたフリーダの魂を解き明かしていく。

Frida in Blue Dress © Nickolas Muray Photo Archives